2015.07.19 Sunday |
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最後のバナナ-花畑園芸公園熱帯果樹温室- |
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福岡市南区油山のふもとに、花畑園芸公園という公園があります。
昔は県の園芸試験場だったそうで、昭和59年に都市公園として改装、市民に開放され、公園内に植えられた様々な季節の果物の花を愛で、実は販売所でも買うことが出来ます。 ミカンは、とても本数が多く、毎年公募でミカン狩りが行われているほどです。 一つの木から挿し木で5種類の柑橘類を生らすなど、実験的な木もあります。 果物はリンゴ・ナシ・サクランボ・ウメ・アンズ・モモ・キウイ・クルミ・ブドウ・柿など87種類1300本もの。 他ではほとんど見ることが出来ない、アーモンド等も春にはきれいな花を咲かせ、今結実しています。 ところで… 公園内には結構大きな熱帯果樹の温室がありまして。 中には、熱帯の果物の木々が育っております。 太腿ではなく、フトモモ カイエンナット ゴレンシの花 別名スターフルーツ…と言えばご存知かと。 水耕栽培のトマト そしてセンニンバナナ 実はこのバナナ、ここ、花畑園芸公園では最後の結実となることが決まっています。 この温室自体が閉鎖になるそうです。 温室は、維持費がかかるので…という理由だそうで。 このバナナの木も切られてしまうそうです。 中の人にとっては、自分の身が切られるように悲しいと… おいしい味の濃いバナナで、予約が入るほどの人気だったそうです。 あちこちにキノコも出るので観察のために、真冬も訪れたりしていたのですが、暖を取りつつアセロラの実等を眺めてました。 残念としか言いようがありません。立派な温室なのにね。 せめて、この公園が維持できるように、出来るだけ果物を買いに行こうと思ったのでした。 今は、桃が出ていますが桃、甘くてとても美味しかったですよ♪ JUGEMテーマ:福岡市 |
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