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『2008年工事レポート総括』
今年もあとわずか・・・

ということで、1年間追って来たTNC元本社社屋取り壊し工事ですが・・・
実はこのblogには本当にたくさんの方が、「TNC テレビ塔」などの検索でいらっしゃいました。
遠くからも見える、飛行機の航路の下にもあった、福岡市の象徴的な塔が無くなった事で、恐らく検索をかけて見にいらっしゃったのだと思います。

新築工事計画が変更となり、とりあえずここまでの工事で年内を終える事になったそうです。
それに伴い、外壁を壊せば土手が崩れて来るので、外壁を残したまま一旦工事終了とする事となったそうです。

今年1月6日に撮った画像。
2008/01/06 元TNC放送会館

そして本日12月31日の画像がこれです。
2008/12/31 元TNC放送会館

2008/12/30 元TNC放送会館

2008/12/30元TNC放送会館

どこの爆撃を受けた廃墟かと(^▽^;

いやそうでなくて・・・
この工事を通じて沢山の事を学びました。

まず、働いている建設工事関係の方のお顔が浮かびます。
何度も写真を撮っていたにもかかわらず、ここに色々書いているのを知りつつ、私的なお話や情報をくださった関係者の方に御礼申し上げます。
色々話してくださった中に、知られなかった事実関係がいくつかありました。

保存の声の高かったTNCのテレビ塔について。
建設されて45年を越えるテレビ塔の鉄筋は、まだ健在にしても、現在の建築基準と照らし合わせて、コンクリートの中は、大人の小指ほどの太さの鉄筋で、強度に不安のあった事。
そしてコンクリートは経年劣化のため、既に脆くなっていた事。
これは、クレーンの会社の方、建設会社の方、取り壊しを行っている工事主任の方にお聞きしました。
どちらにしろ、強度を考えると早く取り壊した方が良いという事だったそうです。
確かに上方の取り壊しの際あまり、音がしませんでしたよね。
上方の工事の際、空中からの帯電があり、立っていると手がびりびりと痺れて驚いた話。
夏場雷雲が来るたびに、慌てて下に降りた事。
浄水場へ雷が落ちるのを見た事。
夏場の作業にもひとりとして熱中症など出さなかった事。
風の強い日には、シートや機材が心配で夜中に巡回に来た事が何度かあった事。

テレビ塔の基礎部が5mも埋まっていたのは想定外で、土手を壊さねばならなかった事。

アスベストをTNCが某工務店へ除去を依頼した後引き渡されたら、想定外の部分に残っていて(3階スラブ部分ボイラー排気部分)引き渡し先の建築会社が取りかかったものの、貰った図面が50年ほど前の手書き図面で、「わけわからん」で困った事。
(これはわたしは実は随分前に個人的に聞いて知っていたわけですが)

それから最初の頃再三言っていた『桜』。
この写真を見てわかるように、壁と桜の距離が無い事がよくお分かりになると思います。
つまり、壁を壊した時点で、既に桜は倒れる運命にありました。

それと、これは建築関係の知人の談ですが、この工事でのメリットは、古い石垣を崩せる事にもあると教えてもらいました。
福岡は以前西方沖地震に見舞われていますが、もし同規模の地震が起きた際、こののり面の石垣では持ちこたえられるかどうかわからないだろうと彼女は言っていました。
(楠については、切ったら隣のマンションが困るだろうから切るメリットは無いと言っておりましたが(^▽^; )
ただ、これらすべて、直接情報を仕入れたから解った事です。
一度、防音シートの取り外しが早すぎるのではないかと、クレームを事務所に入れた事があります。
その時も、降ろしていかねば、壁が無くなって内側に倒れやすくなるのでさっさと片付けねばならないとの事だったのです。
考えてみれば道向こうの市営住宅の取り壊しの時もそう言う感じであったと思いだしました。

どの点も、専門家にとっては当たり前のことだったのでしょうが、素人にはよくよく説明せねば解らない事も多く、音も風向きを考えれば、我が家のある方向より下や逆方向がかなり煩かったのではないかと、そして解った事も多かったけれど、やはり雑なところもどこそこに見えて、その点説明不足が否めなく、結論として余計な憶測やトラブルを呼んだような気もします。

わたしは、ここが父の勤める会社だったから、知りたかった。
それがどうなるのか知りたいから、ずっと写真を撮り続けました。
そしてずっと、笑顔でおられた警備の方々や、工事の責任者の方ともお話させていただきました。
それも工事の事とはまったく関係ない話ばかりでしたが・・・(笑)
現場の責任者(?)の方など、わたしが及びもつかないくらいのカメラマニアの方でしたし・・・(^▽^;
この方に限らず、関係者の方々の人が垣間見えるたび、人としてどんな仕事をなさっているのかを見させていただきました。
そしてそれぞれが、誇りを持って、仕事をされている様子を知る事が出来ました。

この先、どのような形のマンションが建つのかはわかりませんが、自然との共存と、やはり双方が価値を高めて行く形が望ましいと素人心に思います。

我が家も、実はこの年末この不況の波を被ってしまいました。
この茶色の丘が、早く緑の丘に戻るように、早く景気が戻るように願いつつ、このレポートを一旦終わらせようと思います。

2008/12/30

なお、これまで掲載した画像、文章等につきましては、あくまで秋兎の私的興味に基づいて個人的に取材をし、感想などを述べたものです。
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TNCテレビ西日本旧社屋 | 23:50 | author : のんちゃん | comments(3) | -
あけましておめでとうございます。
旧年中は、工事レポートご苦労様でした。

東京では、東京タワー開業50周年だとかで全国に報道していましたが、旧TNCテレビ塔に関しては、地元新聞ですら報道されなかったように思い、なんだか愛され方が全然違うなーと感じております。

>浄水場へ雷が落ちるのを見た事。

私が住んでいた家はテレビ塔の避雷針の有効範囲内でしたので、何度か落雷を免れました。浄水場の一部も有効範囲内だったと思われますので、これからは容赦なく落雷することでしょう。管理人さんの所も例外ではない?かもしれませんので、お気お付けくださいませ。

>テレビ塔の基礎部が5mも埋まっていたのは想定外で、

私の場合、逆に5m程度で大丈夫だった事に驚きました。
例えば、比較的低い街灯でも1m以上は埋めますので。

このテレビ塔については色々と知りたい事があったのですが、解決されないままになってしまい残念です。ちなみに、知りたかったことの筆頭は、塔の内部の構造です。
てっぺん近くに出口の様な所が有ったのを考えると、そこまで階段で登れたのではないかと思いますが、どうなのでしょうね。もっとも何十年も時間があったのだから、壊される前に調べとけっていう話なんですけどね。

長文失礼しました。

元市崎2丁目 | 2009/01/02 3:33 AM
明けましておめでとうございます♪
読み続けていただいてありがとうございます。

>なんだか愛され方が全然違うなーと感じております。

TNCが50周年で、取り壊しの始まり、送信塔取り外しの頃昨夏に父の手に50周年のDVDが届いて、テレビ塔や放送会館の竣工の様子が映っていたのにはかなり複雑でした。
結局メディアの絡む案件でしたし、新築マンションについて近所地元ではかなり反対が根強かったというのがあって、報道『しなかったのではないか』と推測しています。
場の保存を新聞社に訴えた方々は居たようですが、ローカル新聞社はまず取りあげないらしく、他の新聞社もあまり乗り気では無かったと聞いています。
ひとつは資金面として地上波デジタルへの移行で、ローカルテレビ局には、かなりの設備投資を強いられているという現状があると思います。
VSQにしても、デジタル対応として制作を考えると、高宮の設備では不十分と言う形で、本社移転は仕方ないかと思われます。
そう言う中での、売却と考えるのなら、出来るだけ早く手放しておきたいところだったのではないかと。
あくまでも推測に過ぎないのですが。

>避雷針の有効範囲内
自宅からテレビ塔に雷が落ちるのを目の当たりに出来る我が家ですが(笑)
容赦なく落ちるでしょうねえ(((( ;゜Д゜)))
浄水場に行ってくれと言いたいところですが。

>基礎部について
わたしは建築については、素人ですので何とも申し上げようが無いのですが・・・
深さの5mは、土手ののり面の所だそうで。
そこまで基礎部が張り出していたのが想定外だったらしく、12月半ば過ぎになって大型のユンボを入れていました。
この辺どうなっていたのかは、謎です。
(夜中しか通行許可の無い重機トレーラーについて、入れる時は連絡がありましたが、出す時はいつの間にか居なくなってましたねえ(^▽^; 年末工事終了の予定でしたし、かなり焦られたのではないかと)

>構造について
素人なので、聞きかじりにすぎませんが、階段ではなく、梯子だったそうです。
(クレーン会社の方、取り壊し工事業者の責任者の方談)
まだ足場を組む前に上にあがるのに、かなり大変だったとか。
どうも、コンクリートの筒状の鉄筋の塔の内部は、四角い鉄骨のフレームが組まれていたと思われます。
実はアップしていない画像も山ほどありまして(3.4日ごとに写真を撮っていたので。それ専門のblogを立ち上げようかと思ったくらいでして)、その中に、外に出して寝かされているフレームと思しき画像も含まれています。
撮影日に遡ってアップして行こうと思いますので、時折チェックしてみてください。

>壊す前に調べとけ
そうですね。
以前、テレビ塔に関しては、本社移転をした際取り壊しの話が持ち上がったというのを聞いた事があります。
地元のシンボル的存在であるということで地元の反対で取りやめになったとか。
ただ、どこから情報を得たのかをわたしが記憶していないんです(PTAだったかなあ・・・)。
電波の送信塔としての役割を終えてから、たかだか13年ですからねえ(^▽^;
少なくともそういうメンテの現場をここに来てから見た事は無いような気がしますが。
もし、それで取り壊しを延期しているのなら、役割を終わった送信塔のメンテナンスに誰がどうやって維持投資するかという問題が上がってきます。
今回ずっと見守り、話を聞いたり現状が見えるにつれ、マンション新築計画の内容は別として、壊す方に批判が集まるのが違うような気がして来たわけです。
建物もかなり頑丈でしたので、リノベーションマンションにしたら良いのにという話も、雑談として出てきていましたけれど。
ただ、色々な意味で工事の手法や、説明や方法が荒かったところは否めないわけであります。
会社組織の所有とは言え、テレビ放送というある意味公共のものから、マンションと言う私的な場へ移行するという現実もあり、50年近く風景も含め生活の一環として親しまれたものであります。
テレビ局が地元にあるという恩恵も地元周辺も受けてきたのでしょうが、ただ地元だけでなく、道路交通や飛行機等でも交通の道標として使われてきた現実や、遠くの風景として親しまれてきた現実、地元周辺のもっと広い範囲での住民の心情ももう少し汲んだ上で説明をする必要が、元所有者・現所有者双方にあったのではないかと思いますね。

今後、どうなるか見守って行きましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
(注: 2009/01/02 9:56 PMにアップしたものを 会社名など推敲一部書き換えています)
秋兎 | 2009/01/04 1:59 AM
追記:今日見かけた、この跡地を眺める人々の顔は皆険しいです。
わたしは、どう言う形にしろまた緑の丘に戻る事を、この場で願って止みません。
また、工事現場を囲む壁や公園に掲示物などが出ておりますが、ここ、高宮グリーンクラブとは一切関係が無い事を追記しております。
秋兎 | 2009/01/04 2:00 AM
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